ダージリン ファーストフラッシュ ゴパルダラ/ Gopaldhara Estate
ダージリン ファーストフラッシュ ゴパルダラ/ Gopaldhara Estate
フルーティな甘い香りが特徴のお茶です。茶園の知名度ゆえに値段は低めですが、味に厚みがあり、香りも豊で、大変コストパフォーマンスの高いお茶です。
茶園名で品質を判断すべきで無い理由
同じ茶園でも、ロットにより品質は異なります。茶園の場所や加工状態によって、お茶の品質が変わります。
茶園名で値段や品質を評価する方もいますが、インドの茶園は巨大な企業体で、大きな山一つを所有しています。
そのため、同じ茶園名でも標高が数百メートルから2000m近くまであり、品質も様々です。良いお茶を仕入れるためには、実際にテイスティングを行い、茶葉ごとに品質と個性を評価することが重要です。
私たちはダージリンのお茶を選ぶ際、香りの広がりと味の厚みを重視しています。良いお茶は、味と香りに奥行きがあり、香りが長く喉に残るのが特徴です。また、お茶の加工の仕方、例えば発酵の深さや熱のかかり具合などは、茶園名から判断が可能です。
ファーストフラッシュが緑色なのは意図的にそうしている為
ファーストフラッシュ(1st Flush)は春の一番摘み茶を指します。緑色の茶葉は、発酵時間を短くすることで意図的にそう仕上げています。発酵時間を長くすれば、オータムナルのように紅茶色にも仕上げられます。
1st Flushが2〜3月に市場に出る意外な理由
ダージリン1st Flushは2月から市場に出始めます。ダージリンのお茶産地は中国の福建省や台湾と同じ緯度で、雲南省より北に位置しますが、2月や3月に収穫できるのは標高の低い茶園産だからです。
標高が低い茶園は春が早く訪れます。ダージリンでは、DJ番号が若いほど早期に作られたロットであり、低地の茶園で収穫されたお茶が多く混じる傾向があります。
HOJOでは標高の高い産地の1st Flushを選択
お茶に限ったことではありませんが、野菜や果物全てに共通して言えることとして、標高が高いほどお茶の質は良くなり、味香りがより魅力的になります。私たちは、DJ番号ではなく、茶園の標高にこだわりお茶の仕入れを行っております。