ダマスクローズ
ダマスクローズ
「お茶屋泣かせ」な程に何煎も淹れることが出来ます。
ダマスローズは、蜜のような甘い香りとスッキリとしたのみ心地で女性に人気の花茶です。
本バッチは初摘みローズと言って、春一番に摘まれたローズを仕入ており、余韻が非常に深くなり、味わいに透明感が感じられます。
一般的なローズとは全く異次元の香り、甘い蜜の香りが外からも中からも香ります。
非常に煎のきくお茶で、20煎以上は繰り返しお湯を入れてお飲み頂けます。半日後、或いは一日後に再開しても殆ど香りに劣化が感じられません。
紅茶など他のお茶との相性もとてもうよく、紅茶であれば、2−3個のローズを入れるだけで、甘い蜜の香りが強烈に増し、高級紅茶のような香り高い紅茶になります。
商品詳細
ローズティを飲まれた経験がある方は沢山おられると思います。
私が初めてローズを飲んだときの感想は、シナモン?、たくわん??、香辛料???というなにやら不思議な香りで、一瞬で嫌いになります。
この苦い経験ゆえに、ローズに手を出すことはなかったのですが、数年前にダマスローズ(ダマスローズ・ダマスクローズ)に出会いました。
初めての出会いはデパートの香水売り場でした。 偶々香水を買う必要があり、香水売り場をうろついていたのですが、ダマスローズのエセンシャルオイルのサンプルがありました。
とあるブランドの香水にはダマスローズが惜しげもなく使われていると言うことを、お客さんに理解して貰うためのサンプルでした。
その香りを嗅いだとき、私はショックを受け、目から鱗がぼろぼろと落ちるのを感じました。
それは私がこれまでに知っているローズとは全く異質の香りがしました。 それは非常甘く、まるで蜜のような香りでした。
普通のローズとダマスローズ(Rose Damascena)とでは、全く異質の香りがするのです。 ダマスローズの体験が強烈だったために、その後、どうしてもローズティとして販売したいと思いました。
原料を求めて色んな産地を探しました。ダマスローズはブルガリアやトルコ、イランなどで主に栽培されております。
但し、その殆どは精油(エセンシャルオイル)を採取用として使われ、お茶としては流通しません。 精油にすると、ほんの数グラムで数万円で取引され、生産者も利幅の大きい香水用としてダマスローズを栽培しております。
そこで私が求めたのは、中国のゴビ砂漠のウイグル自治区で栽培されるローズです。
この地域では少数民族により無農薬栽培が行われており、作られたダマスローズはローズティ用として流通しております。
砂漠地帯で栽培が行われており、昼夜の温度差が激しいことから、良質のロ−ズが栽培されます。
飲み方ですが、勿論ダマスローズティとしていきなり湯を注いで飲むのが最も一般的です。 通常、200ml位の急須に対し、数個のダマスローズを入れれば十分です。
ダマスクローズの楽しみ方
ダマスローズは「お茶屋泣かせ」な程に何煎も淹れることが出来ます。
20煎以上は余裕でしょう。更に、途中で淹れるのを中断し、半日後、或いは一日後に再開しても殆ど香りに劣化が感じられません。席を離れるときは、急須ごと冷蔵庫に入れて置かれると良いでしょう。
私が推奨する美味しいローズティの飲み方は、他のお茶にブレンドすることです。
私が最も気に入っているのは、緑茶や白茶に2−3個のダマスローズを合わせる方法です。 甘いダマスローズの香りと緑茶の味わいって、信じられない程に相性が良く感じられます。
ダマスローズは紅茶にも非常に合います。紅茶に2−3個のローズを入れるだけで、甘い蜜の香りが強烈に増し、高級紅茶のような香り高い紅茶になります。
ポイントは沢山のローズを入れすぎるのではなく、バックグラウンドで仄かに香るくらいに調節することです。
私が一番好きな飲み方は、プーアル生茶ダマスローズを合わせる飲み方です。
プーアル生茶の濃厚なボディとローズのエレガントな香りが、優れたコラボレーションをします。 ダマスローズ自体は紅茶や緑茶よりも遙かに何煎も淹れられるため、急須にローズを直接入れるのではなく、茶海などに入れるのも方法の1つです。