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鳳凰単叢 八仙2021

鳳凰単叢 八仙2021

通常価格 ¥3,300 JPY
通常価格 セール価格 ¥3,300 JPY
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税込。
八仙は、香りのタイプとして芝蘭香系のお茶で、鳳凰単叢の中でも非常に人気の高い品種です。 一般に、八仙は比較的高額なお茶が多いのですが、2021年は非常にリーズナブルな価格で八仙を入手できました。 このお茶は百合の花の香りと乾燥ラズベリー、仄かにライチの香りが感じられます。産地は鳳渓東郊村、標高600-700m付近の茶園です。

質の良い鳳凰単叢の特徴

良質な鳳凰単叢は喬木と呼ばれる形式で栽培されます。喬木とは成長点を剪定せずに、お茶の木が山の木のように枝を広げて大きく成長する栽培法です。喬木は剪定せずに自然な成長を許す茶樹を指します。(以下の写真参照)
鳳凰単叢のお茶の老木と私、北城彰(後ろ姿)
一方、日本や台湾、インド、スリランカのような一般栽培茶園の茶樹は、低く刈り込まれ、よりコンパクトで管理された形態を持ちます。一般栽培茶園では、茶樹が密集し、効率的な収穫が可能であり、生産量が多く、経済的な利点があります。一方、喬木のお茶の木は、自然な生育環境で育ち、茶葉の収穫にとても手間がかかりますが、風味や品質は喬木形式の方が優れております。 鳳凰単叢烏龍茶の産地である鳳凰鎮(Phoenix Town)に行くと、標高の高いエリアには喬木方式で茶樹は管理されております。逆に周辺地域を含む、標高が低いエリアには、一般茶園方式に準じた茶園が広がっております。
標高の高いエリアのお茶の木は全て喬木形式:写真は烏崠村付近
鳳凰単叢には、渋みや苦みといったイメージを持つ人がいますが、このようなお茶は、主に肥料を多く使用して作られた低地の一般茶園方式のお茶、さらに殺青温度や焙煎温度が高いこともその原因の1つです。また、標高の高い地域では、基本的に春茶のみが収穫されますが、低地の一般茶園はより商業ベースで作られている事から春夏秋に収穫される事も珍しくなく、これらのお茶が渋い原因となることもあります。 一方で、高い標高で育てられた喬木の良質な鳳凰単史は、熱湯で淹れてもほとんど苦みや渋味を感じません。
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