普洱茉莉龍珠 /プーアルジャスミンパール
普洱茉莉龍珠 /プーアルジャスミンパール
普洱茉莉龍珠は、自然栽培のプーアル生茶を用いた珍しいジャスミン茶です。
今回、ベースの茶葉に用いたのは、プーアル生茶は、HOJOのプーアル生茶ラインアップとして販売しても引けをとらないほどの品質です。
プーアル生茶を用いることで、一般的な茶葉では絶対に得られないレベルの深いコクを実現 。広西ジャスミンの花と混ぜることで、味がとても濃く、まろやかで、透き通るような香りのジャスミン茶に仕上がっております。
商品詳細
このお茶の開発の詳細は以下のコラムをご参照ください。
なぜ、プーアル茶でジャスミン茶を作る必要があるのでしょうか?
プーアル生茶でジャスミン茶を作った理由ですが、一般的な茶葉では絶対に得られないレベルの深いコクを実現するためです。
コクの強さは香りにも反映されており、ジャスミンの香りが胸に吸い込まれるように感じられます。
今回、生産に用いたプーアル生茶は、HOJOの標準的なプーアル生茶ラインアップとして販売しても引けをとらない品質の茶葉です。
このお茶は、完全な自然栽培により作られており、臨滄市内から車を乗り継ぐこと12時間ほどの距離にある村で、ミャンマーとの国境地帯の直ぐ隣、つまり、麻薬のゴールデントライアングルで有名な地域の直ぐ隣の地域で作られたお茶です。
この地域は、道路などのインフラが殆ど整備されておらず、生産者であるラフ族の村を訪問するにはジープやトラクターを使用する必要があります。
これらの地域で特徴的なのは、雨が非常に少なく、山が非常に乾燥しており、その山には、先祖が数百年前に植たお茶の木がぽつんぽつんと生えております。
彼ら、少数民族の伝統として、農薬はもちろん、肥料も与えず、また、お茶の木の周りに生えている雑草もお茶の木も放置しており、収穫の時だけ草を刈り、収穫が終わると再び一年間自然のままに放置されます。
自然栽培に関しては、《金色のお茶》もご覧ください。
彼らが言うには、過去1000年以上、彼らはこの方法でお茶を栽培してきたそうです。
このような状態で育ったお茶は、成長が非常に遅く、また、1つの木がつける葉の数が極めて少ないことから、茶葉は高濃度のミネラルを含みます。
この茶葉の品質は中国全土でもトップクラスといえるレベルなのですが、山奥と言うこともあり現実的な値段で茶葉を入手し、普通のお茶では考えられない強いコクのジャスミン茶を作りました。
プーアル生茶は白茶や緑茶にそっくり
プーアル茶でジャスミン茶を作ったというと、「茶色の色をした、古い家具の香りのするお茶でジャスミン茶を作ったんですか?」と勘違いされることがあります。
日本で一般的に流通している、茶色の色をしたお茶は、プーアル熟茶と言われるお茶で微生物発酵により作られます。
熟茶は1970年代に開発されたお茶で、歴史は40年程度です。
それに対して、プーアル生茶は、緑茶と同じように殺青が行われた後、天日乾燥されますが、この際に、多少残存している酵素が活性化することで半発酵茶となります。
つまり、製法の観点からすると、白茶や緑茶、または台湾烏龍茶にとても近いお茶といえます。
プーアル生茶の茶葉は緑色
普通のお茶では感じられない、ミネラルの味を感じてください。
雲南省では、高品質のお茶になればなるほど味がやわらかく、体が暖まると言われております。 事実、プーアルジャスミン茶を飲むと、顔が赤くなり、体が急激に暖かくなります。
これは血液が顔をはじめ、体中に循環しているためであり、飲む量によっては、リラックスしすぎてお茶酔いという状態になります。
お茶酔いとは、血圧が下がり、血行が良くなることで、お酒によるほろ酔い状態のような感覚をさします。
尚、製法の詳細はジャスミン茶の作り方のコラムをご参照ください。